各支部からのお知らせ(平成12年度)

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九州支部

中国支部

平成12年度澪電会東京支部総会

 平成12年度の澪電会東京支部総会を4月21日(金)に銀座ラフィナートで開催した。今回は、総会幹事をNTTとNECで行った。

 本年もご多忙にも拘わらず、澪電会本部より、藤井会長、池田副会長、谷口教授、事務局安井晴子様、および、今回初めて、基礎工学部より、宮原教授にご出席いただいた。また、東京地区会員約2000人の中から、84名が出席して、会を盛り上げた。

出席者内訳 工学部 電気 25名
    通信 39名
    電子 16名
  基礎工学部   4名

 総会に先立ち、スピーチの部では、藤井会長に講演いただき、たくさんの会員諸氏は、学生時代を思い起こしながら、熱心に拝聴した。

 また、総会では、山本支部長の挨拶で始まり、池田副会長、谷口教授、宮原教授のご挨拶に続き、幹事会社として、NTT・今井氏、NEC・西谷氏が挨拶をし、藤井会長の音頭で乾杯を行った。

 会場内では、S22年卒からH11年卒まで、幅広い同窓生が久しぶりに会った恩師の先生方との語らいや、級友との昔話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎた。

 最後に次回の幹事である富士通(株)・諫山氏と沖電気(株)・大西氏にご挨拶をいただき、来年の再会を約束してお開きとした。

(山元正人(電気・昭53、M55)記)

会報澪電No.22より

平成12年度東海支部総会・見学会報告

 6月17日(土)、平成12年度澪電会東海支部総会が名古屋市千種区の中部電力若竹クラブ3階ホールにて開催されました。ご来賓として澪電会副会長の濱口智尋先生、総務幹事の辻毅然一郎先生、ならびに事務局の安井晴子様をお迎えし、佐治支部長をはじめ昭和13年卒から平成7年卒まで23名の参加者を得て、朝からの雨にも関わらず盛会となりました。

 総会に先立ち、辻毅一郎教授により「都市エネルギーシステムの将来展望」という題目でご講演をいただきました。現在でも冷房は電力だけとは限らず、ガス冷房器も使われています。反対に、電力関連会社がLNGを販売するなど、業界の再編によってエネルギー産業における境界線には、急速に変化が起こり始めています。最近注目されているマイクロガスタービンの様な分散電源が都市部に浸透した場合に、エネルギー需要構造はどう変化して行くか、将来の都市部配電系統の形態はどうなって行くのか?そうした観点に立って将来の都市においては、電気・ガスを含む総合エネルギー設計が必要になることを強調され、未来の配電系統のあり方についてご説明いただきました。

 続いて総会では、来賓の濱口先生から、阪大の現状などについてご紹介いただき、佐治支部長ご挨拶、江本幹事による東海支部の事業と会計報告、記念写真撮影を行いました。

 会場を2階に移しての懇親会では、全員の近況報告としまして、最先端の半導体技術のお話から、ご趣味のスキーや水泳、オーディオのお話まで、多岐にわたる話題をご披露いただき、なごやかに会は終了しました。最後に吉本弘様(S13電気)のご発声による万歳三唱で再会を誓い会いました。

 11月3日(金)東海支部では、三菱重工業株式会社殿のご協力を得て、名古屋空港近くの同社名古屋航空宇宙システム制作所の見学会を開催しました。小川工場長代理のご挨拶、工場紹介のビデオ上映の後、純国産最新鋭型対戦ヘリ(SH−80J)や、ライセンス生産を行うF−2支援戦闘機の開発現場を見学しました。F−2の、鋭利な刃物のような翼の輝きに魅せられたり、間近で見るとまるで観光バスのような大きさの大型輸送用ヘリの迫力に圧倒されたり、またコースの最後には記念館の零戦(復元機)を前に昔話に花を咲かせる場面あり、まさに盛沢山の短い2時間でした。

(高田 亨(電気・昭60)記)

会報澪電No.22より

平成12年度九州支部総会・見学会報告

 澪電会九州支部は1992年の発足以来、福岡、大分、沖縄、熊本、福岡、福岡、長崎、福岡と場所を移して会を持ち、その第9回目の支部総会・見学会を2000年10月28日(土)に福岡県柳川で開催しました。

 今回は、本部より藤井克彦先生、桜井良文先生、浜口智尋先生御夫妻、白川 功先生、辻 毅一郎先生、安井晴子様、また支部会員(敬称略)の河村寿三(気S29)、村田 忠(通S32)、加藤 治郎(気S36)、生地文也(元教官)、坂口真一(子S38)、金籐敬一(気S46)、武石泰亮(信S54ハ)、内藤正路(子H1)、服部励治(気S61)、河合 壮(元教官)、宮尾 正信(基礎工)、小森望充(福岡工業大学)の各氏にご参加頂きました。

 総会・懇親会の場となった「御花」は元禄10年柳川城主立花家の別邸として造られたものでありますが、柳川観光の中心として当日も観光客、結婚式で大変にぎわっていました。午後2時より、御花の会議室で行われた総会は河村支部長挨拶、藤井会長のご挨拶と澪電会の今後のあり方についてのご説明の後、九州支部の事業と会計報告を承認し、閉会しました。引き続く講演会では浜口智尋先生から、「エレクトロニクス時代を築いた天才科学者達」と題して、ガルバーニによる「カエルの脚から電気が発生する」という実験からはじまり、今年度の白川秀樹博士のノーベル化学賞受賞までの電気・電子工学の歴史を先生が集められた数多くの写真と共に紹介していただき、大変興味深く聞かせていただきました。その後、見学会としての柳川名物の川くだりを一艘の船を貸しきりみんなで楽しみました。その日は一日中雨が降っていたのですが、この時だけは運良く雨が上がり、船頭さんの大変楽しい案内とともに、風情ある柳川の歴史と情緒に触れ合うことができました。懇親会は近くの有明海でとれた海の幸や名物の鰻のセイロ蒸しを賞味し、何時ものように大変楽しい時間を過ごしました。

 翌29日(日)、4名がゴルフに興じ、他に柳川歴史散歩を楽しんで、柳川での澪電会を締めくくりました。

 なお、来年度は九州支部創立10周年にあたり規模を拡大して総会・講演会を開催する予定ですので会員皆様のご参加と協力をお願いいたします。

(服部 励治(電気・昭61、63)記)

会報澪電No.22より

平成12年度中国支部総会報告

 澪電会中国支部は,12月2日(土)に支部総会を広島ガーデンパレスにおいて開催しました。

 本部より,桜井良文元会長,藤井克彦会長,事務局安井晴子様をご来賓としてお迎えし,基礎工学部電気の卒業生を含め総勢23名の参加となりました。

 総会は岩川支部長の挨拶から始まり,藤井会長から挨拶及び母校の近況についてご紹介頂きました。
続いて議事に入り支部の平成11年度の事業報告について全会一致で承認されました。最後に参加者全員で記念写真撮影を行い,総会は無事に終了しました。

 総会に続いて,本年度は澪電会会長の藤井先生より「21世紀に向けた技術開発」と題した講演を行っていただきました。これからの大学や製造業に求められているのは世界を視野に入れた企画や今までの成功例にとらわれない新しい発想・アイディアが必要でありそのためにも7,000人を越す専門家の集団である澪電会を情報交換の場として大いに活用すべきである。といったお話を頂き,講演後も参加者からの活発な質疑がありました。

 総会,講演会の終了後,会をキリンビアパーク広島に移し,キリンビール広島工場の歴史やビールの製造工程の見学を行いました。見学の後,レストランにて懇親会に移り桜井元会長の乾杯の音頭により懇談に入りました。参加者全員による自己紹介・近況報告を含め,懐かしい話に花が咲き,あっと言う間に時間が経過し盛会のうちに来年の再会を期して散会となりました。

(高森 功(電気・平3、M5)記)

会報澪電No.22より